成功する人の重要な決断を、29秒でする法則
● 成功者は重要な決断を、29秒でする法則
隆之介です。
アンドリュー・カーネギーと言う人物がいます。
アメリカの大富豪で、鉄鋼王と呼ばれた人物です。
そして、カーネギーのノウハウを体系化したのが、ナポレオン・ヒル博士です。
思考は現実化する、と言う、自己啓発の古典的名著の著者です。
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カーネギーの成功哲学をまとめたのが、ナポレオン・ヒル博士です。
彼も、大富豪となりました。
カーネギーは、大富豪となり、自分の成功哲学をまとめ上げてくれる人物を探していました。
そして、引き寄せられて現れたのが、ナポレオン・ヒル博士なのです。
実は2人には、こんなエピソードがあります。
重要な決断は、29秒以内にする、と言う話です。
ヒル博士が25歳で新聞記者だった時に、カーネギーから、こんな提案がありました。
成功している人物、成功するであろう人物の成功ノウハウを、これから20年掛けて体系立てて欲しい。
だけれど、私は君に、一銭も賃金は払わないよ。
やってくれるかい?
こんなやり取りだったそうです。
そして、ヒル博士は迷いました。
一銭ももらえない仕事を、大富豪から頼まれた。しかも20年、タダ働きと言われたのです。
これを聞いて、ヒル博士は、迷ったそうです。しかし、博士は29秒で決断しました。
「私にやらせて下さい!」
そういったそうです。
そして成功者との関わりが生まれ、自分も大富豪の1人となりました。
なぜなら、ヒル博士はこの仕事を通し、多くの大富豪と関わり、成功哲学を学んだからです。
むしろヒル博士は、無料で成功ノウハウを手に入れられたのです。
カーネギーも、そのことを見越して、ヒル博士に無償で依頼したのです。
実はこの話には、後日談で、こんなエピソードがあったそうです。
それは、もしあの時、決断までにヒル博士が30秒以上掛かったら。その時はカーネギーは、依頼を取り下げるつもりだった、と言う事です。
カーネギーは実は、ストップウォッチを持って、時間を測っていたのです。
つまり、こういう事です。
人は決断の早さで、チャンスを掴むかどうか、別れ道に立っています。
多くの人は、その時にチャンスが訪れていることすら、気づきません。
でも気づいていなくとも、そうなのです。
そして、私の人生にはチャンスがない。そんなボヤきとため息が出るのです。
チャンスを掴む人は、行動が早いです。
世の成功している、と言う人と関われば関わるほど、スピードと勢いがある事が分かります。
運勢とは、運に勢いと書きます。
運勢のある人とは、運に勢いのある人と言う事なのですね。
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